イパーン  BARKER BROS

¥95,000

在庫1個

説明

シルバープレート

メーカー:BARKER BROS

Birmingham  England

時代:ビクトリアン後半

サイズ;下の皿 の幅 30cm 全体の高さ48cm

イパーン(Epergne)と呼ばれる花器でビクトリア時代からテーブルを美しく飾るためセンターピースとして華やかに飾られました.

ガラスのトランペットイパーンとフルーツバスケットを合わせたエレガントなイパーンです。 ガラスイパーンには麦の葉の模様が彫られています。本体の深めの皿の部分は透かし模様が施され、縄模様の縁取りで仕上がっています。

 

フランス王朝文化のなかで生まれ、イギリスに渡ったイパーンはジョージアンからヴィクトリアン時代にかけて華やかなテーブルセッティングの演出に使われました。果物や花、ケーキを飾りテーブルセッティングの主役となります。ヴィクトリア時代の後半にはガラスのイパーンに人気が出てシルバーとガラスの華やかな装飾が楽しめるようになります。

 

メーカーのBARKER BROSは1801年にMary BarkerによってBirmingham で創業されました。その後 1885年にBarker Brotherと改名、 1907に有限会社となり1960年には Ellis & Coと合併してBarker Ellis Silver Co Ltdになります。 1979年にはアメリカに進出、トレードマークEllis & Co, Baker Ellis and Ellis Barker を取得しますが、1992年に倒産してしまいました。Britanoid、Unity Plate, Hygeniaなどの有名トレードマークを残しています。

コンディション:アンティークのシルバープレートの多くはシルバーが薄くなったり黒ずみがあったりとコンディションが優れない品が多い中、こちらのお品はイギリスのシルバー専門の職人によって99.9% のシルバーをかけなおし、美しさを再現させたお手入れ済のお品ですのでいつまでも長くお使いできます。